もえぎ野ふれあいの樹林


12/15日
 樹林では下草刈りと落ち葉掃きが行われていました。里山は定期的に下草を刈ったり、枝打ちをしたりしないとだんだんと荒れてしまいます。樹林をいつまでも美しく豊かな環境に保つためには手入れが欠かせません。


 また、この時期には落ち葉が多くて、雨の日などには滑って歩きにくくなるので、定期的に落ち葉を片付けるのも大事な仕事です。


 植物が何もなくて落ち葉の掃除が要らないのも楽ですが、全く植物がなくてコンクリートとアスファルトばかりなのも味気ないものです。人間が心の健康を保つためにも豊かな植物に囲まれた環境は必要です。


 でも、落ち葉掃きや下草刈りは手間がかかります。樹林では落ち葉掃きのボランティアを募集していますので、日曜の午前中にお手すきの方は是非お願いします。


 その頃、樹林の中では、植物に赤いテープが貼られていました。全ての植物に貼られているわけではなく、貼られている植物と貼られていない植物があります。


 実は、この後で行われた下草刈りで、残しておきたい希少種や、数年かけて育成中の植物に印をつけているのでした。機械で植物を刈り取る係の人達は、作業中は忙しく、植物を一本ずつ見分けて刈り取ったり残したりの判断をする余裕はありません。そこで刈り取りたくない植物には事前に赤いテープで印をつけておきます。これなら、テープの付いている植物は切らない、と思えばいいので楽です。


 こうして樹林の豊かな自然は守られて行きます。


 愛護会では会員募集中です。植物の好きな方、是非ご一緒しませんか。 募集案内はこちら

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